【ArcPy】フォーカル統計がとっても便利(あと加重ファイルを使う時のエラーについて)
ArcGISのフォーカル統計を使えば、ラスタの近傍統計解析ができる。
近傍統計解析ができれば、周囲の平均をとったり、周囲の得点を集計して真ん中の得点にする、ってことが楽にできる。
特にこの関数(ツール)のよいところが、neighborhoodパラメータを指定すれば柔軟性の高い近傍統計解析ができること。
例えばNbrIrregularやNbrWeightでカーネルファイルを指定すれば、ガウシアンフィルタリングといった平滑処理が容易にできる。
それはもう自由自在。
※ガウシアンフィルタリングなどについてはこちら↓
(平滑化(移動平均、ガウシアン)フィルタ 画像処理ソリューション)
(http://www.riken.jp/brict/Yoshizawa/Lectures/Kyuusyu/Lectures2011_04.pdf)
ここで一つだけ注意事項。
neighborhoodパラメータにNbrWeightを指定する時、カーネルファイルのパスは、ユニコード文字列は使えない。
つまり、何らかの文字コードの文字列でなければいけない。
ユニコード文字列を指定していると、エラーが返ってくるので注意。
(試していないが、NbrIrregularでも同じか...?)